活動 2016年(2)

講演会 「ミニアセスの勧め」

講師:柴田裕希 東邦大学講師 

日時:5月22日(日)10時~12時、場所:下山口会館 

大規模な開発行為を行う前に開発行為がもたらしうる環境・社会的影響を事前に評価することが環境影響評価法で定められています。今回は、法律の義務とは離れ、小規模な開発や建設行為についても任意・自主的に環境影響評価を行うことが地域での悪影響を抑制し暮らしを守ることに繋がるとの観点から下山口会館にて約20名の参加者を前に、東邦大学講師 柴田裕希氏に講演頂きました。当初、葉山環境審議会会長で千葉商科大学政策情報学部学部長/教授・東京工業大学名誉教授の原科幸彦先生が講演予定でしたが、急務により柴田氏が代わって講演を行いました。講演の後、近隣を散策し、下山口での開発行為に付随する環境・社会的影響評価について意見交換を行いました。

講演会 海から学び海を守る 

恵みを支える葉山の森川里海

恵みを支える葉山の森川里海の環をどう育むのか

2016年6月25日(土)午後2時~4時

葉山町福祉文化会館 ホール

主催:NPO法人環境ファミリー葉山

協力:環境省、葉山町下山口まちづくり推進協議会準備会

後援:葉山町、葉山町教育委員会、NPO法人葉山まちづくり協会 

葉山の森、川、田畑や海を一体として捉え、総合的にその保全と管理を進めていくことで、自然や景観、暮らしの基盤を支えていくための地域連携を育むことを目的としてこの講演会が企画されました。冒頭、山梨崇仁葉山町長からは、西向きの浜を持ち、豊な自然に恵まれた三浦半島でも特徴的な葉山の立地と景観、自然を活かしたまちづくりを後押しする議論に期待が寄せられました。元環境大臣、外務大臣の川口順子 明治大学 国際総合研究所 特任教授からは、世界海洋委員会での取組が紹介され、漁業資源や生物多様性保全、気候変動問題など地球規模の環境問題と消費者・利用者である市民の役割についてお話しがありました。環境省自然環境局生物 中尾文子 多様性地球戦略企画室長からは、環境省が主導する森川里海プロジェクトの進捗と将来展開についての発表がありました。海洋政策研究所 古川恵太 海洋調査研究部長からは、日本国内で進められる総合的沿岸域管理について、アマモの再生が漁獲を増やし、課外学習を通じて小中学生の学力向上につながっている岡山県日生町の取組みなどが紹介されました。葉山町環境審議会会長を務める原科幸彦 千葉商科大学 政策情報学部学部長・教授は、自然と景観、生活を維持し持続可能な社会づくりを進めていくに、自主的なミニアセスの重要性を強調されました。この他、葉山町内で漁業、あまも再生、湿地保全と稲作、河川の水質・生物多様性調査、海洋環境保全と海の安全について紹介され、葉山町商工会地域活性化委員会 山本三津子委員長や葉山町 伊藤義紀環境部長が討論に加わり、葉山の自然の守り、地域を活性化させていくために何をすべきか熱い議論が展開されました。

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